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VOICE magabon interview

No.112 後藤真希(歌手)

後藤真希

――たしかに、1曲目の「宝石」を例に挙げても、「夢中で走ってきた」とか「指折りかさねたストーリー」とか、後藤さん自身に重なる部分が多いですね。ふり返ってみて、昔の自分が思い描いていた25歳に近づいていますか?
「私、10代の頃は10代で結婚して子供を産む! という夢があったんです。叶わなかったけど(笑)。年齢を重ねていくと、当時の自分たちがかわいらしく思えますよね。こういう業界だからなおさらそう思うのかもしれないけれど──。というのは、普通は自分の中での思い出だけが記憶として残っているけれど、私の場合はすべて映像に残っているので(笑)。あと、昔はただ単に歌っていたときもあったけれど、今は昔よりも自分の世界観を感じて歌えているとか、少しですけど成長は感じています」

――成長を重ねたからこそ、経験を重ねたからこそ歌えた曲もありますよね。「わがまま」とか「言えないけど」とか。
「自分にしかわからない一面、あるいは恋人にしか分からない一面ってあると思うんです。たとえば、私、意外と男っぽい性格なんですね。最初はものすごく女の子っぽいのに、慣れてくるとどっちが彼氏(男)か分からないくらい逆転していることがあって。もちろん、好きになるタイプも変わってきました。昔は何かしら才能を持っている人、完璧な人に惹かれることが多かった。でも、最近は才能よりもフィーリングが合う人、しっかりと自分を持っている人に惹かれます。この年齢になると現実を考えちゃいますね(笑)」

――ということは、後藤さん自身も完璧主義な性格だったり?
「自分に課せる理想が高い、とはよく言われます。たとえば、体のラインとか、ヘアスタイルとか、洋服やネイルとか、目に入るところはどこもかしこも常に綺麗にしていないと気が済まなくて。妥協するのがイヤなんです。いつも、自分はまだまだ足りていないって思っちゃうんですよね」

――今はどんな大人の女性になりたい?
「昔から篠原涼子さんみたいな女性になりたいと思っていて。透明感のある女性に憧れます。でも、できることなら今の年齢ぐらいでストップしたい(笑)」

――そして、ネイルと言えば、雑誌「NAIL MAX」の最新号の表紙を飾っていましたね。
「女性ってツメにポイントをおくだけで、アクセサリーを着けていなくても宝石を身に纏っているような気分になりますよね。だからツメを綺麗にすると、つい自分のツメに見とれちゃうんです(笑)。お風呂に入っていても綺麗だなーって見つめたり。今はプライベートのネイル、仕事としてのステージの時のネイル、撮影の時のネイルって何パターンか使い分けています。昔はジェルネイルのキットを揃えて自分でやっていた時もあったんですよ。ネイル雑誌を参考にしながら。最近はどのファッション誌にもネイルが載っていて、雑誌によってテイストが違うのも面白いですよね」

――こうして拝見していると、本当に細くてスタイルが良いのですが、美を保つために毎日欠かさずやっていることはありますか?
「自分の体型を常に把握しておきたいので、1日3回体重計に乗ることが日課です。朝起きた時、お風呂に入る前、寝る前の3回。朝と寝る前でも微妙に体重は変わる。毎日の自分を知っていると少しの変化も感じ取ることができるんです。だからツアーとかで全国をまわったり、海外に行ったりするとき、ホテルに体重計がないと不安で仕方なくて。昔はトランクに体重計を入れて移動しているんじゃないかって噂まで出ていました(笑)。さすがにそれはなかったんですけどね。でも、毎日体重計に乗ることで、乗らなくても「あ、ここがいつもと違う」って自分の体の変化を把握できるんです」

ONE

「ONE」
2010年7月28日(水)発売
CD+DVD¥2,625/CD¥1,890



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