

見所は、私の<10人斬り>! 役を通して強い女性になれる気がします
日本を代表する傑作時代劇「座頭市」が、女性になってスクリーンに登場!勝新太郎、北野武に続く3代目・座頭市に選ばれた綾瀬はるかに突撃インタビュー!
<盲目の女旅芸人>という難役で、本格的な殺陣に初挑戦した彼女。これまでのイメージを払拭して、孤独な主人公・市を演じた想いを語ってもらった。

――座頭市のオファーがきた時の感想は?
「殺陣をずっとやりたいと思っていたのですごく嬉しかったです。女性で、しかも時代劇でもない限り、本格的な殺陣をやる機会ってなかなかないですよね。クランク・インするまでずっとわくわくしていました」
――実際に殺陣をやってみてどうでしたか?
「練習期間が少なくて大変でしたけど楽しかったです。曽利文彦監督から『本格的な殺陣シーンを撮るためにしっかり練習してください』と言われたので、クランク・イン前に木刀で自主練習もしたんですよ。殺陣は型やポーズを体で覚えてしまえば後は応用なので、敵の人と実際に合わせ稽古をして、より格好良く見せることに集中しました。練習でいえば、殺陣よりも三味線の方が大変だったかな。三味線を弾くこと自体も難しいのに、テンポの早い演目もあって、しかも盲目役。もういっぱいいっぱいでした(笑)」
――ズバリ見所はどこですか?
「私の<10人斬り>です(笑)。それと、普段は感情を表に出さない市が、大沢たかおさん演じる侍・藤平十馬にはじめて感情を出すシーンは個人的に気に入っています」
――役作りで工夫した点は?
「一見、何事にも無関心で、とても冷たい人に見えてしまうと思います。それは、幼少時代からたくさんの辛い経験をしてきたせいかもしれません。演じるときも、市はそういった経験や不遇な環境を背負って生きている、ということを強く意識しました。常に暗い殺気を漂わせているので、普段とは違う一面をお見せできたのではないでしょうか」