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VOICE magabon interview

No.137 川越達也(料理人)

一流の仕事ができる人は、カジュアルな仕事も楽しんでできるはず。それがかっこいい大人だと思います。

人気と実力を兼ね備える若き料理人、川越達也。大阪・東京のフレンチ、イタリアン、日本料理店で修行した後、2000年に自らがオーナーシェフを務めるイタリアンをオープン。2006年に店名を「タツヤ・カワゴエ」とし、東京・代官山に移転。“ジャンルにとらわれないイタリアン”をコンセプトに独自のスタイルを打ち出し、2ヶ月先まで予約が取れない人気店となっている。
また、シェフとして腕を振るう傍ら、テレビ番組「お願いランキング」出演や雑誌「saita」などのコラム連載、レシピ本の出版など、活躍の幅を拡大中。おいしいものを食べた時にこぼれる“川越スマイル”で、世の女性たちを魅了している。
そしてこのたび、NTTdocomoの携帯電話専用放送局・BeeTVにて、多忙な女性たちを救う番組に挑戦。その名も「川越達也の1ミニッツクッキング~アナタを助ける15のレシピ~」。この番組では毎回、お惣菜をもっとおいしく&時間を節約してくれる簡単オリジナルレシピを紹介する。
撮影現場にお邪魔して、まさにクッキング中の川越シェフの単独インタビューを敢行。番組の魅力をたっぷり聞いた。

川越達也

――この番組の内容を簡単に教えてください。
「たった約10分の放送で、家庭でできる簡単でお洒落な料理を提案します。決して凝るのではなくて、スーパーで売られている食材をワンランクアップさせます」

――家庭向けのアレンジ料理はどうやって思い浮かぶのでしょうか?
「一応プロで経験も積んでいるので、ちょっと味見をすれば100くらいのアレンジはすぐ出てくるんです。普段から特にネタ帳をつけているわけじゃないんですよ。レシピ本を色々と出させてもらっていますけど、自分でレシピを書き留めた記憶がほとんどゼロで、自分用にレシピを作ることにあまり興味がないんです。だから、特にルールは決めず、その時の食材で考えています」

――それでも、少しのアイデアで豪華にするテクニックは、コツがいるのでは?
「食材や調味料にしても、普段メインの役割にしているものがありますよね。それをメインにするんじゃなくて、あえて隠し味に使ってあげるのがポイントです。この番組で紹介しているレシピもそうですね。あとは、盛り付けでごまかすのもテクニックです(笑)」

――ずばり、料理の“時短テク”は?
「麺つゆ、白だし、浅漬けの素といった旨味が凝縮された液体をうまく使うと、すごく料理の幅が広がりますよ。市販のドレッシングでもそうですし、焼き肉のタレにしても焼き肉にだけ使うんじゃなくて、お魚の料理にちょっと入れてみたりとか。意外な使い方で一気に味がよくなるので、色んな料理に試してみてください」

――この番組を観る人の中には、料理が苦手な人もいると思います。そこで、料理好きになるための秘訣は?
「確かに、料理は『おいしいものを食べたいな』と思って作るものですけど、ひとつの娯楽というか、遊び感覚で楽しむのが一番の近道じゃないかな。『この材料がないと作れない』とか『きちんと分量を測らないと』とか、深く考えずに。ボーリングに行ったりカラオケで歌ったりするのと同じで、お料理も楽しみながらやれば、肩肘張らずにできると思います」

――では、初心者でもチャレンジしやすい料理は?
「お鍋はいいと思いますよ。作るのも簡単だし、食べた後にダシが出るじゃないですか。そのダシを使えば、パスタもリゾットも作れるし、残ったものをベースにカレーを作ったりと、色んな化け方ができるんですよ。まずはお鍋を練習してもらえば、後は足したり引いたりするだけですから。僕はチゲ鍋をオススメしたいですね。女性に作ってもらったら嬉しい!」

――ちなみに、川越シェフはご自宅でお料理はしますか?
「実は全くしないんです。料理人でする方もいるでしょうけど、家で本気でやるくらいなら、職場で本気でやれよって思うんですよね。例えば、家族においしいものを食べさせてあげたいって気持ちも分かりますが、僕は帰ってまでやる余力がないくらい真剣にやっています」



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