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VOICE magabon interview

No.189 柳楽優弥(俳優)

柳楽優弥

――仲間が次第に疑心暗鬼にかられてゆく、複雑な心理描写も見どころです。
「実際、そこを歩いている人が何を考えているかって分からない。憎しみとか妬みを持っているけれど、平然とした顔をしているとか。人間なんて、『絶対あの人はそんなことはない』とかって、ありえないじゃないですか。誰が何で悩んでいるか分からないし、『今日プロポーズしよう』とか、楽しいことを考えている人も無限大。そういう人間の不思議さが作品に出ているなって思います」

――今回ケータイドラマに初出演となりましたが、改めて感じる俳優の面白さは?
「僕は映画が好きで、“映画俳優”という意識があったんですが、まだ若いので幅を広げて、今は色々な経験をしていきたいと思っていて。役者って面白いと言えるのは、撮影が終わった時のこと。撮影に入る前はすごく緊張するし、主演だったら背負うものもあるから、毎回プレッシャーもある。でも、いい芝居ができた時に、結果として俳優をやっていて良かったと思う。楽しいだけじゃないけど、俳優という仕事は、奥が深くて魅力的。やってもやっても分からないです。俳優は絶対、死ぬまでやっていきますよ」

――「エブリスタ★プレミアム」でエッセイを連載されていますが、今一番書いてみたいことは?
「今気になるのは、やっぱり地震かな。あの時、真っ先に嫁と子供のことが頭に浮かんだ。覚悟、責任もありますから。これは多分、日本がずっと抱える問題になるし、ヤバイって本能的に思った瞬間に僕が生きていたわけだから、僕にできることはしたいと思っています」

――2年前にも同じことをお聞きしましたが、今、もしも雑誌の編集長になったら、どんな雑誌を作ってみたいですか?
「今、ファッション誌で“男のVネック”とか“男のデニム”とか、男臭くなれる特集が出ていて、僕、そういうの結構読んじゃうんです。『これが男のサングラスか…』とか(笑)。すごいチープなものを、いかに高く見せるかが勝負なんです。安い服を着こなせない人が高い服を着たら、やっぱりおかしいでしょ? だったら安い服を着て、高く見せた方がいい。安い服をどうやって高く見せるかを研究する雑誌なんていいかな」

Text : Orie Narita
Photo : Megumi Nakaoka
Hair & Make-up : Asako Satori (Nestation)

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2011年7月1日(金)より
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