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VOICE magabon interview

No.218 鈴木えみ(モデル)

スタッフィングから撮影、文章のチェックや写真のセレクトまで
今回は全部、自分でやりました!

1999年に、雑誌「Seventeen」の専属モデルとしてデビューし、「PINKY」のモデルを経て「MORE」や「smart」など数々のファッション誌で活躍中の人気モデル・鈴木えみが、なんと編集長に就任! 台割(ページごとに掲載する内容を決めること)作成からスタッフィング、写真セレクトなど、全てのディレクションを自ら手がけたガールズマガジンブック「s'eee(シー)」が完成した。
ポートレート撮影では自らモデルを務め、私服の1週間コーディネートやメイク方法をレクチャー。さらに、カメラなどのガジェットを駆使して写真撮影もこなすなど、マルチな才能を存分に発揮している。海外の雑貨などが好きだと言う彼女は、洋風なデザインを心がけつつ、女の子が見たいものや知りたいこと、欲しいものを全力投球で発信。私物や自宅公開もさることながら、動物好きな彼女ならではのペットショップで撮影したひとコマや、桐島ローランドさんとの恋愛対談も見どころのひとつだ。
そんな彼女に単独インタビューを敢行! マガジンブック制作の経緯、編集長として困難だったことや、お気に入りのページについてなど、現場の裏話を聞いた。

鈴木えみ

――マガジンブックの制作に興味をお持ちになったのはいつ頃ですか?
「パソコンが大好きで、毎日必ずネットサーフィンをするんですけど、そこで好きな写真を集めたり、仕事柄、雑誌もいっぱい見る機会があったりするので、デザインをたくさん見ているうちに自分だったらこうしたいなって妄想は日々していて。今回雑誌を出さないかって話をいただいた時に、せっかくだったら自分で全部ディレクションをして作りたいなって思ったんです」

――完成までにどれくらいの期間がかかりましたか?
「決定してから発売まで3ヶ月しかなくて、撮影期間は2週間もなかったぐらい。台割は、発売の話がきまった日のうちに4時間で100ページぐらい考えて。やっぱり、人生で初めて書く台割なので、雑誌ってだいたいこういう流れかなって思いながら盛り込んで書きました。最後に直してもらうつもりでいたんですけど、ほとんどそのまま生かされています。ページ数の調整とかで変更もありましたけど、内容は原案のままですね」

――モデルという職業から、制作に生かされたことがあれば教えてください。
「他のスタッフさんの動きを見ていたから知っていたこともありますし、私はブログをやっているので、そこに寄せられた読者からの質問を見ることで、読者はこういうのを見たいんだ、こういうのを知りたいんだなっていうことを踏まえて作りました。モデルは撮影日だけ現場に来て、メイクをして撮影をしたら仕事は全部終わりですけど、今回初めて、編集者ってこんなにやることが多いんだってことがわかりましたね。撮影当日からその後も、文章のチェックや写真のセレクトなど準備にも時間がかかりましたが、そういうのも今回は全部自分でやったので、本当に本当に大変でした」

――参考にした本などはありますか?
「これっていうのはないんですけど、本全体の雰囲気としては洋書っぽいノリにしたくて、クレジットを全部英語にするとか、デザインもわがまま言っちゃいましたね。デザインはかなりこだわって作りました。1週間コーディネートを載せるページがあるんですけど、曜日や洋服のイラストなどは、イラストレーターさんに描いてもらったりもしました」

――編集長として一番辛かったことは?
「打ち合わせの時に、カメラマンさんにどういう風にアプローチすればいいのかわからなくて、ちゃんと伝わっているのかな?と、不安になったことがありましたね。資料を全部持って行って、私はこういう風にしたいんです! っていうのをぶつけすぎちゃったんだと思います(笑)。普通の編集者って、もっと柔らかくアプローチすると思うんですけど、初めてだからどう伝えていいかわからなかったし、今回全部ディレクションしているから妥協できなくって。なんで喋んないんだろう、もしかして乗り気じゃないのかなって不安で。でも最終的に、撮影当日は私のイメージ通りに想いが伝わって、安心しました」



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