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VOICE magabon interview

No.240 ルーニー・マーラ(女優)

自分と全く違うキャラクターになれることは、俳優にとって素晴らしいギフトです

世界46カ国で出版されているスウェーデン発の大ベストセラー小説「ドラゴン・タトゥーの女」。2009年に本国で映画化された同作が、このたび満を持してハリウッドでも映画化。 「セブン」(95)「ソーシャル・ネットワーク」(10)の鬼才デヴィッド・フィンチャー監督が、凍てつくようなスウェーデンを舞台に、スリルに溢れたミステリーで真骨頂を見せる。
本作を語るうえで欠かせない存在が、超一流の調査員でありながら、パンクファッションにボディーピアス、そして背中に大きな龍の刺青を施したヒロイン、リスベット・サランデル。他人に過剰なまでの警戒心を抱く彼女は、ジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)と40年前に失踪した少女の行方を追うことになり、未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件との関連性を突き止める。解決に向かうにつれて変化する、リスベットの微妙な心の動きも見逃せない。
そこで、プロモーションのために来日したリスベット役のルーニー・マーラに単独インタビューを敢行し、本作にかける思いを直撃! 数々のファッション誌で“2012年のイット・ガール”と呼ばれ、さらには映画初主演で本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネート。旬の女優として全世界から注目される彼女の素顔とは?

ルーニー・マーラ

――役作りをする時に、原作やオリジナル版を参考にしましたか?
「原作がとても参考になりました。小説で描かれたリスベット像をどのようにスクリーンに出していくかが一番の課題でしたが、脚本にはキャラクターについて入念に書いてありましたし、楽しんで演じることができました。世界中で愛されているヒロイン役でしたが、プレッシャーはあまり感じなかったです」

――リスベットに共感できるところは?
「原作を読んで彼女がとても好きになり、色んなかたちで共感しました。リスベットは泣きませんし、感情が揺れ動くことも滅多にありません。リスベットのように、周りに誤解されたり、のけものにされたりすることは誰にでもあることだと思います。私も、どちらかというと人見知りするタイプで、新しい環境になかなか馴染めないんです。共感できるからこそ、リスベットを演じることができる、と確信しました」

――大幅なイメージチェンジをして本作に臨んでいますが、リスベット風ファッションはいかがでしたか?
「自分と全く違うキャラクターになれることは、俳優にとって素晴らしいギフトです。髪型もファッションも、意欲的に変えさせてもらいました。でも、眉を脱色した時はすごくビックリして。それまではむしろワクワクしていたくらいなんですけど、鏡を見たら『私じゃない!』ってパニックになりました(笑)」

――この役を通して、ライフスタイルに変化はありましたか?
「いいえ、特にないですね。パソコンもバイクも全然興味ありませんし(笑)。ひとつ言えるとしたら、服装でしょうか。これまでは、女性らしいフェミニンな洋服が好きでしたけど、今はリラックスした着心地のいいファッションを好むようになりました」

――アカデミー賞主演女優賞ノミネートも話題ですが、当日のファッションは決まっていますか?
「実は、何を着るかはまだ決めていません。ただ、リスベット風のハードなファッションにすることはないと思います(笑)。今回ノミネートしていただき、しかも大女優の方たちの仲間入りができただけで非常に光栄に思っています」



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