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VOICE magabon interview

No.243 GACKT(歌手・俳優・声優)

信念を持っている悪は、非常に演じやすい
ファンの子たちを裏切るような生き方はできない

世界的なヒットを記録した海外RPGゲームを完全映画化した驚愕のCGアニメーション「ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-」。本作で、声優と主題歌「UNTIL THE LAST DAY」を担当しているGACKTに単独インタビューを敢行!
歌手、俳優、デザイナー声優と、枠にとらわれない表現活動で見る者を魅了するGACKT。漫画やアニメにも造詣が深いことは有名で、これまでにも「屍鬼」「SKET DANCE」など人気アニメの声優も務めてきた。本作で挑戦するのは、優秀な女性騎士・カサンドラ(栗山千明)を追い詰める騎士団のリーダー、ナイトコマンダー役。謎めいた悪役を、ミステリアスな魅力たっぷりで演じている。
また、本作の主題歌は41枚目となる最新シングルで、「シングルTOP10獲得作品数記録(男性ソロアーティスト)」の記録(41枚連続)を更新! 歴代1位となる記録を達成したことも話題に。
単独インタビューでは、映画の魅力をはじめ、彼のこだわりが随所に感じられる主題歌の制作秘話をお届け!

GACKT

――悪役のナイトコマンダーですが、演じる上で心がけたことはありますか?
「いや、逆にすごくシンプルで。ナイトコマンダーって純粋な悪だから。純粋な悪ってね、迷いがないんだよ。正義の味方ってさ、『本当にこれが正しいのか?』とか『こういうことは意味があるのか?』って悩むじゃない? だけど悪役は、悪い行為だって分かってて、まっすぐ突き進んでいけるからさ。だから、信念を持っている悪は、非常に演じやすい」

――本作は激しい描写がとても多いですよね。
「ダーク・ファンタジーだからね。すごい血も出るし、暗い描写もあるんだけど、美しいんだよね、全部。全てが美しいっていう表現で括れるのがダーク・ファンタジーの特徴だよ。それがもう少し日本に浸透すると面白いし、そのきっかけになってくれれば良いね」

――主題歌の「UNTIL THE LAST DAY」は、久しぶりに作詞作曲を手がけた作品です。
「ここ数年は「仮面ライダー」やアニメの主題歌で、作詞作曲者ありきの話が多かったんだ。別に自分で書かなきゃダメだとは思ってない。要は、表現したいものが自分の代わりに書けるならいいよ、と。その代わり、ただ持ってきて『ハイ、歌います』ということはしない。今回の曲も、作家が作ったものを僕が大幅にいじって変えたんだ。こういう強いメッセージは言葉を並べただけじゃ伝わらない。だから『僕が書くよ』って書き始めて。で、そんなメロディだと落ち着かないんじゃないの?ってなって、メロディも変えようって話になったわけ」

――そのこだわりが、40枚連続トップ10入りしていることに繋がっていると思います。
「色んなことに対してすごくこだわり続けて作ってきているから。でも、こだわりすぎて発売日押すわけ。いっつも押すんだよ(笑)」

――大変(笑)。でもクオリティが最優先なんですね。
「もうね、『納期過ぎてますから!!』って急かされても、『こんな中途半端な状態で出せないし、こんなのを届けたらファンの子たちを裏切ることになる』って言って。一回裏切ってしまったら二度と信用してもらえなくなるし、そんな生き方はできない。それに、発売日が延期になってしまったって言われたら、なぜ発売日が延期になったのかは僕のファンなら分かるはずだから(笑)」



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