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VOICE magabon interview

No.247 吉高由里子(女優)&本仮屋ユイカ(女優)

好きって思ったら、好きって伝えます(吉高)
告白できる女の子は素敵。「好きです」っていつか言ってみたい!(本仮屋)

2002年から「月刊ベツコミ」にて連載されていた小畑友紀原作の「僕等がいた」。累計発行部数1200万部を突破し、平成16年度第50回小学館漫画賞(少女向け部門)も受賞した女子の“バイブル”が、満を持して映画化。しかも、前後篇として製作され、邦画初の2部作連続公開となる。
主人公は、クラスの人気者でありながら心に傷を抱える矢野元晴と、天真爛漫で優しい心を持つ高橋七美。矢野が死別した恋人・奈々との過去を引きずっていると知りながらも、七美は彼を一途に想い続ける。前篇では、矢野と七美のまばゆいばかりの初恋の記憶を綴り、後篇では、舞台を東京に移し、大人になった二人がすれ違いながらも、いつか誓った未来を貫く姿を描く。
矢野役には「ハナミズキ」(10)「源氏物語―千年の謎―」(11)の生田斗真、七美役には「蛇にピアス」(08)「ロボジー」(12)の吉高由里子を迎え、作品によってガラリと違う演技で魅せる二人の初共演が実現した。さらに、矢野の親友で七美に恋をする竹内役に高岡蒼佑、奈々の妹であり矢野への秘めた思いを抱く有里役に本仮屋ユイカと、映画界を担うフレッシュな役者陣が揃っている。
そこで、吉高由里子と本仮屋ユイカの対談を敢行し、本作の魅力を直撃! 作中ではライバル同士という設定だが、今回の初共演ですっかり打ち解けた様子の二人。撮影中の裏話を中心に、見どころを存分に語ってもらった。

吉高由里子&本仮屋ユイカ

――原作の漫画を読んだことはありましたか? また、読んでみてどんな感想を抱きましたか?
吉高由里子(以下Y)「出演のお話をいただいてから読みました。少女漫画らしい純粋なラブストーリーで、矢野は女子が憧れる男子像、七美は男子が憧れる女子像そのものだと思いました」
本仮屋ユイカ(以下M)「このお話をいただいた時に、まず『あの漫画を実写化するんだ!』とびっくりして。それから全巻読み、『どうして有里役を私に?』とまた驚いてしまいました。これまで、どちらかというと良い人役が多かったので、主人公カップルの障害になる役にオファーされたことが意外でした」

――天真爛漫で明るい七美と、冷たくて他人を寄せ付けない有里。それぞれ、役柄とご自身との共通点は?
Y「七美と一緒で、学園祭や合唱コンクールに向けて準備するのは好きでした。皆で力を合わせて、うまくいった時はテンションあがりますね。でも私は、堂々と人を好きになれないし、ましてや誰もが憧れる男の子を好きになるなんて、そんな恐れ多いことはできないです(笑)」
M「矢野から拒絶されても、有里は好きな気持ちを貫き通す。私はそこまで強く思えないので、見習いたいです。でも、一回好きと思ったら思い続けるところは、似ていますね」

――それでは、相手の役柄の好きなところは?
Y「七美は、有里を嫌いじゃないと思うんですよね。でも、『なぜこのタイミングでこんなこと言うの?』って、相手を傷つける言葉しか言わない部分はちょっと嫌だなと思いましたけど、根本的には好きな人のことを大切に考えているし、有里はただその人に近づくのが怖いだけで。ずっと二番手で生きてきた子だから、そこは救ってあげたいと思いました」
M「七美は、有里の持ってないものを全て手にしていて、その幸せをあまり自覚せず素直に生きているところが好かれるんだと思うんですよね。真っ直ぐで、心の底から好きって言える。吉高ちゃん自身も、周りの人のいいところに気がついて好きになれるタイプだなって、見ていて感じるんです。そういう愛情深いところは、七美と共通していると思います」

――有里にとって、七美は敵わないライバルなんですね。
M「そう、だから演じている時は七美のすべてにイライラしましたね(笑)」
Y「ユイカちゃんは、周囲をほっこりさせる力を持っていて、本当は有里みたいな子では全然ないんですよ。今回が初共演で、距離が縮まって『あ、仲良く喋れてるー』って思っていたのに、ハイ本番、って始まった瞬間どえらい目で睨まれて(笑)。『さっきまですごく仲良く喋ってたのに!』みたいな」
M「それ、毎回カットごとに言いに来てたよね(笑)。一番面白かったのが、合唱コンクールのシーンで七美が楽しそうに指揮をしてて、私はピアノを弾きつつもうまくいっている七美にイライラするんですよ。その姿をじーっと睨んでたら、振り返った時にめちゃくちゃ怖かったそうです(笑)」



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