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VOICE magabon interview

No.258 広末涼子(女優)

今、すごく演じることが楽しい
この仕事が本当に好きだと、改めて実感します

日本一のダメ犬ラブラドール・まさお君の実話を映画化した「LOVE まさお君が行く!」。原案となったのは、テレビ東京系の長寿番組「ペット大集合!ポチたま」の旅コーナー。“人と犬が旅をする”というシンプルな企画にも関わらず、愛嬌と食い意地いっぱいのまさお君と、それに振り回される売れない芸人・松本君のコンビによる珍道中が、一躍人気を博した。
映画では、コンビが絆を深めてゆく姿と共に、松本君の恋愛、番組を支えるスタッフの愛情など、まさお君との出会いによって巻き起こった、数々の愛の物語が描かれる。松本役を演じるのは香取慎吾、その恋人・里美役に広末涼子。全編が笑いに満ち溢れる、温かな感動作に仕上がった。
そこで、広末涼子にインタビューを敢行! 売れない芸人の彼を一途に思いながらも、30代という分岐点に立って揺れ動く女心を演じた彼女。やわらかな笑顔がますます輝く広末涼子に、香取慎吾やまさお君との共演の感想、撮影秘話から、30代を迎えての心境までをたっぷりと語ってもらう。

広末涼子

――本作のストーリーに触れてみて、原案である番組の人気の理由を実感しましたか?
「出演のお話をいただいて、番組を拝見しました。やっぱり映画でもそうですが、ドタバタだけれど、ドタバタで面白いだけではなく、松本君とまさお君がすごく一生懸命だったり、本当に友達みたいだから、受け入れられたんだと思いました」

――香取さんの印象を教えてください。
「香取さんは、本当にイメージ通りの方でした! 他の番組でお会いしたことはあるのですが、今回のようにお芝居をしっかりとご一緒させていただくのは初めてでした。小さい子からお年寄りまで、幅広い世代の方から好かれる理由が分かりました。あの笑顔と天真爛漫な雰囲気、裏表のない感じが本当に気持ちがいいんです。ただ意外だったのが、休憩中にお芝居の話をしたとき、『自分は芝居はできないから』と、おっしゃっていたこと。『ええ!?全然できてます!』と思いました(笑)。香取さんは、ユーモアたっぷりの役から、シリアスな役まで演じられてますよね。それって、お芝居が上手だってことだと思うのですが、ご本人にはあまりそういう気負いがない。自負していないからこそ、フラットな気持ちでお芝居ができるんだなぁと感じました」

――香取さんとまさお君のコンビはいかがでしたか?
「本当に良い距離感で、良い意味でふたりともマイペース(笑)。私が香取さんの役だったら、もっと過剰にワンちゃんに接してしまっていたかもしれません。自分が何かを教えようとか、演技をさせようというのではないんです。まさお君のある程度の動きをつけるのは、調教師さんだし、あんまりなついてしまうと、言うことを聞かないシーンもうまくできなかったかもしれないですよね。香取さんは距離のとり方がすごく上手。とっても素敵なコンビだったと思います」

――キャストの皆さんがプールに続々と落ちていくシーンが面白かったです! 広末さんも落ちるとは思いませんでしたが…。
「何人かに言われましたね。『涼子ちゃんは落ちると思わなかった』って(笑)。ああやって落ちるのは、中学3年の頃の初めてのドラマで、真冬の池に落ちて以来、久しぶりでした。その時は、池が凍っていたので『今日は撮影がないんだな』と思っていたら、池の氷を割りだして…。撮影というのは、何があっても突破するんだなということを、中学生のときに悟りました(笑)。今回の映画でも、プールのシーンの撮影日はとても寒くて! しかも、まさお君が突然飛び込んでしまったり、順番通りに撮影ができなくて、結局計3日間プールに落ちました(笑)」



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