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VOICE magabon interview

No.262 武井咲(女優)

お芝居を通して、自分の引き出しが増えていくのがすごく楽しい!

いま最も輝き、注目を集める若手女優のひとり、武井咲。真っ直ぐな瞳と、凛とした佇まいが魅力で、ドラマやCM、映画にと、引っ張りだこの活躍を見せている。そんな彼女の出演最新作「るろうに剣心」がいよいよ公開。『週刊少年ジャンプ』で連載され、男性だけではなく、女性からも支持を集めている大人気コミックを実写化した本作。武井は、佐藤健演じる主人公・剣心が全身全霊をかけて守ろうとする女性、薫役を演じている。そこで武井にインタビューを敢行!
時は明治。“人斬り抜刀斎”として恐れられていた伝説の刺客・緋村剣心は、明治維新を機に、不殺(ころさず)の誓いを立てて流浪の旅を続けていた。ある日、神谷薫を助けたことが縁で、神谷道場に居候することになった剣心だが、その頃、街では、抜刀斎を名乗る謎の男が、手当たり次第に人を斬っていて…。
ドラマ「龍馬伝」の大友啓史監督のもと、ハッとするほどみずみずしい演技を披露する武井咲。インタビューでは、「お芝居がすごく楽しく感じた!」と目を輝かせた。作品にかける思いが胸を打つコメントに注目!

武井咲

――原作を読んだ印象を教えてください。
「この作品をやることになって、原作を読んで、アニメも見ました。人斬りだった“抜刀斎”と、『おろ?』といったセリフを言う、コミカルな表情の“剣心”。その裏と表の部分に魅力を感じました。女性からの支持があったというのも分かりますね。格好良いですから! 読んでみて、漫画に恋するってこういう感じかなって思いました(笑)」

――演じた薫役の印象を教えてください。
「すごい健気で、その健気さがキュートだと思って。ひとりで道場を守っているというさみしさは、もちろんあるんだけれど、『そんなの平気よ』って、言っているところが、かわいらしくて。剣心にどんどん惹かれていくんだけれど、そんな自分にあまり気付いていないところも魅力的でしたね(笑)。なんて純粋な、素直な、真っ直ぐな人なんだろうって。私も、変に真面目だったりして、『やらなきゃ!』って思うことは、『絶対にやり遂げる!』みたいなところがあるから、一度決めたら、真面目に取り組むという部分は、似ているのかもしれないです」

――薫は流派を継いでいる役なので、殺陣や所作も難しかったのでは?
「そうなんですよね! やはり、そこはすごく気をつけました。薫は、ずっとこの道場で生きてきたわけだから、この場になじんでいないとおかしいと思ったので、カメラが回っていないときも、道場のセットにずっといたり、雑巾がけをしてみたりして。道場に対する気持ちや慣れをどれだけ作るかで、薫役は決まるんじゃないかと思いました」

――剣心役の佐藤健さんのアクションが圧巻でした。目の当たりにしていかがでしたか?
「もう、人じゃないみたいでした(笑)! 本当に剣心でしたね。漫画に出てくる動きを実際にやっていて、『実写化をなめるな!』って感じで(笑)。健君の剣心は、すごい格好良かった。それに、剣心役にかける思いが熱くて、最初は圧倒されたんです! 監督と健くんの熱意を見ていると、『ものすごい映画ができそうな気がする』って、肌で感じることができた。それを私は、薫のように傍で見てきたわけですが、完成したものを見たら、『やっぱり、すごい映画ができちゃった!』って思って。そんな熱を感じることって、そうそうあることではないですから。撮影も夏でしたから、暑かったですよ(笑)」

――大友監督の演出はいかがでしたか?
「監督は、具体的に『武井にはこうしてほしい』とかって言わないんです。何か助言を残してくれる。大友監督の現場は、自由に動いて良い環境なんです。だから、道場を守っていて、剣心と出会って…とストーリーが進んでいくように、私がその時に感じることを、お芝居として表現できた。薫が、本当に生きているみたいでしたね。そういう現場を作り上げる監督は、すごいと思う。『自由にやっちゃって!』と監督に言われると、ある意味、試されている気もしました。私は、お芝居の経験も浅いので、そんなところに放り出されて、『どうしよう!』って思ったんですけど、監督のやり方だと、お芝居がすごく楽しく感じたんです。自由って、やっぱり面白いんだなって」



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