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VOICE magabon interview

No.281 武田梨奈(女優)

「女優の夢を諦めないでいられたのは、空手があったから。打たれ強さなら、誰にも負けない!」

空手アクション映画『ハイキック・ガール!』(09)で主演デビューを飾った女優・武田梨奈さん。小柄で可愛らしい顔立ちから一転、バッタバタと屈強な男性陣をなぎ倒していく彼女にシビれ、強烈な記憶として覚えている人も多いことだろう。最近では、ワンピース姿で見せた頭突き瓦割りのテレビCMが話題に。それもそのはず、彼女、空手歴12年の本物の有段者なのだ。
そんな武田さんの最新作が8月2日より公開となる映画『リュウグウノツカイ』。アメリカの漁村で実際に起きた女子高生集団妊娠騒動から着想を得た衝撃作だ。本作で彼女はアクションを封印し、未来を切り開こうともがく等身大の女子高生役をみずみずしく好演。見事に、女優としての新たな可能性を開花させた。
そこで、女優道を邁進する武田梨奈さんを直撃。強く、美しく、清々しく。意外性も持ち合わせたキュートな素顔に、ノックアウトされること間違いなし!「武器は、打たれ強さ」という彼女の魅力弾けるインタビュー、スタート。

武田梨奈

――“集団妊娠”という衝撃的な題材の映画ですが、驚きはありましたか?
「私も最初にテーマを聞いた時は、ビックリしました!“集団妊娠”と聞いていたので、とても過激な内容なのかなと思っていたんです。でも完成した映画を見てみると、女子たちが『キャッキャ』としながら、当たり前のことのように、楽しんで行動している姿が描かれていて。リアルの世界でも、あってもおかしくない光景を映画にできたと思います。重い題材のように見えて、実はシンプルな青春映画だと感じています」

――過激な行動に出る彼女たちの姿は、理解できるものでしたか?
「女子高生だからこそできる、ノリみたいなものってありますよね。『やっちゃおうぜ!』といった感じで、何でも行動に移してしまうような。女子って恐ろしいパワフルさみたいなものを持っていて、特に女子高生には、まだ怖いものを知らないような感覚がありますよね。ただ、私自身の高校生時代は空手道場に通っていて、周りも男性ばかり。男っぽい生活を送っていたので、あまり『キャッキャ』とした感じを経験したことがなかったんです。なので、今回の映画で女の子っぽい青春を経験できて、すごく嬉しかったです」

――共演者には、同世代の女優さんが集いました。撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか。
「今回の撮影は、すべてを7日間で行ったのですが、クランクインの時に、共演者のみなさんと『初めまして』とお会いする感じで(笑)。現場のスタッフさんは、5、6人しかいなくて、出演者よりも少なかったんです。ウエダ(アツシ)監督が『スタッフが少ない分、ほったらかしにしちゃってごめんね』と言っていたんですが、逆にそれが、私たちの空気やペース、テンションを作るのに良い環境になったと思います。人見知りの人が多かったので、最初はみんな静かで『どうしよう』と思っていたんですが、気づいたらすごくうるさくなっていましたから(笑)」

――演じた幸枝役の印象を教えてください。
「とても無邪気で、ガキ大将的なお調子者の女の子なので、空気が読めないくらい、自由に演じてみようと思いました。海で水を掛け合うシーンがあるんですが、調子に乗り過ぎて、ウエダ監督から『幸枝、やり過ぎ』と言われてしまうくらいで(笑)。映画の中で幸枝は、前髪を結んでいますが、あれはメイクさんが『ヤワラちゃんをイメージした』と言っていて。それくらい元気な女の子ですが、何気に繊細な面もあって。友達の真姫と2人でいる時は、普段言わないようなことをポロッと言ったりする。真姫役の寉岡萌希ちゃんと私は同い年なんですが、萌希ちゃんはどっしりと構えていてくれる女優さんなので、役でも、普段でも、お姉さんに語りかけているような感じでした」



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