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Written by Erin Valeretta

Time Out cover
July 18 - 24 2007の表紙

観光目的でロンドンに滞在する際に、現地に到着して最初にすべきこと。それは間違いなく、毎週火曜に発売される「Time Out」を手に入れることだ。

1968年にトニー・エリオットによって創刊されたこのウィークリー・タウン情報誌は、日本の雑誌でいうところの「ぴあ」のような存在。但し、その週に行われるイベントならば、余程プライベートなものか、アンダーグラウンドなものでない限り、ロンドン中のほぼ全てのエンターテイメント情報を網羅しているため、インターネットであらゆる情報が得られるようになった現在でも、ロンドン市民や観光客にとっては欠くことのできない情報源となっている。

Time Outに掲載される情報は、コンサート、映画、スポーツ、展覧会、コメディ、演劇やナイトライフといった一般的なもの中心に、全16カテゴリーに分けられている。しかし中には、ハイキング・ツアーや移動遊園地の開催など、ローカルな催し物を紹介する「Around Town」、新刊のレビューだけでなく詩の朗読会情報が分かる「Books」、バレエをはじめとする古典的なダンス・パフォーマンスの上演スケジュールを掲載する「Dance」、また、ゲイ仲間と出会えるバーやイベント情報が盛り沢山の「Gay & Lesbian」など、イギリスらしい個性を持ち合わせたカテゴリーも多く、ディープなロンドンの最新情報を知りたい人にはもってこいだ。

現在は、オリジナルのロンドン版以外にも、ニューヨークシカゴといった世界の主要の都市から、イギリス人に人気のあるキプロス島イスタンブール北京アブダビボンベイなどの地方版もあり、そのスタイルはマンスリーマガジンやフリーペーパーなど様々。また、同名で約50都市をカバーするガイドブックも出版されており、その内容は他社から出版されているガイドブックと比べてカジュアルでありながら程よくトレンドもフォローしているため、若い旅行客を中心に多くの人々に支持されている。

その他にも、ロンドンだけで「Time Out London Eating & Drinking」というレストランガイドや、スポーツクラブや人気のスパなどを紹介する「Health & Fitness Guide」、大ブレイクした英国人シェフ、ジェイミー・オリバーの登場によって注目され始めたガストロ・パブやお洒落なバーを紹介する「Bars, Pubs & Clubs」など、数種類のガイドブックが出版されている。

次にロンドンを訪問する際は、地元民も活用する「Time Out」の最新情報をチェックして、団体ツアーでは決して見られない本当のロンドンを覗いてみるのはいかがだろうか?

magazine data

ジャンル:タウン情報
出版社: Time Out(イギリス)
刊行形態:週刊
創刊:1968年
公式ウェブサイト : http://www.timeout.com
日本国内参考価格:-----

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WWM バックナンバー
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No.2 Kilimanjaro Magazine (イギリス)(2007.1.18)
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No.4 Numéro (フランス)(2007.2.16)
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